WordPressで用いるテーマとしてブロックテーマを採用しました
WebサイトをWordPressのブロックテーマで作り直しました。クラシックテーマよりシンプルかつできることが多いのでぼくに合ってそうです。表示も速くなりました。しかしパディングがすべて消えてしまいました……
このサイトはWordPressで作っております。ブランドの紹介と商品の紹介、そしてblogのためのサイトにちょうど良いシステムがWordPressでした。
blogを始めるつもりでしたので、CMSを使おうとは思ってました。スクラッチからblogサイトを作るのはあまりに大変そうだったからです。CMSの中からWordPressを選んだ理由は有名だったから、程度のことです。広まっているシステムを使った方がサポートやデザイン作成依頼もしやすそうですし。
WordPressをいろいろといじって段々と慣れてきたところで、一度サイト全部サーバーごと削除し、デフォルトのテンプレートもプラグインも固定ページも投稿もユーザーも全て削除してからサイトを作り直しました。できるだけシンプルに済ますことが好みです。ミニマリストなので。
最終的に導入したプラグインは以下の四つです。
- Simply Static Pro
- Create Block Theme
- Basic User Avatars
- SVG Support
Simply Static ProはWordPressで作った動的サイトを静的サイトに変換するプラグインです。静的サイトに変換することにより、クラッカーから攻撃された時のリスクを最小化します。サーバーやWordPress、プラグインをきちんと管理し続けられる自信がなくても安心できます。静的サイトにすることにより、検索などはできなくなりますが、それは受け入れました。
Create Block Themeはブロックテーマをノーコードで構築することができるプラグインです。クラシックテーマは簡単に見た目の良いサイトを作ることができますが、その代わりサイトのデザインには制限があります。一方、ブロックテーマはサイト上にある全てのページをブロックと呼ばれる要素を組み合わせてデザインします。このことをフルサイトデザインと呼びます。フルサイトデザインができると、自由度の高いwebサイトを作ることができます。
ただ、プラグインをほぼ導入しない状態では、使えるブロックが少なすぎる気がするので、今後いくつかプラグインを導入するかもしれません。できるだけシンプルに仕上げたいので、最初から入っているブロックでどこまでできるか試すつもりではいます。
Basic User Avatarsは、投稿者のアバターをローカルで登録するプラグインです。通常はgravatarというクラウドのサービスを使うのですが、あまりクラウドに依存したくなかったので導入しました。
SVG SupportはSVGファイルをメディアとして扱えるようになるプラグインです。ロゴなどにSVGを使っているので導入しました。
ちなみに、WooCommerceのようなECサイト用プラグインを使えば商品を詳細に管理できます。ですが、このサイトをECサイトにするつもりはなく、そうした場合にECサイトプラグインはあまりに複雑すぎたので使用はしません。今は商品もblogの投稿と同様に扱っています。
テーマも全て削除してしまったので、まずはCreate Block Themeを使ってテーマを作りました。最低限のテンプレートを作り、ブロックの間隔だけを設定しています。ほんとうになにも設定していないので、ご覧の通りパディングという概念がほとんど消滅してしまいました。色も未設定です。かろうじてコンテンツは変更以前のものを再投稿しましたが、見た目がひどいですね……まぁ、見れるので今はいいでしょう。
かわりに、表示スピードがやけに速くなりました。PageSpeed Insightsでスピード100点です。やったー!以前のクラシックテーマとプラグインで作っていた頃は70点台だったので、かなりの改善です。
今後、いくつかの投稿でこのサイトの構築・更新手順を説明する予定です。みなさまのサイト運営の手助けになると幸いです。